先日CBTで基本情報技術者試験を受験しました。
結果はまたギリギリですが、合格してそうです。
独学2ヶ月で合格できたので、受験までの経緯と、勉強法をまとめます。
受験までの経緯が長いので、テキストや勉強法を知りたい方は目次からとんでください。
受験までの経緯
最初はITリテラシーを高めるために勉強
私は薬学部出身なので理系ではありますが、学生の頃からしばらくPCに興味がなく4年くらい前までIT音痴でした。
ちょうど資格を勉強することで、その分野を体系的に知ることができると気がついたころで、IT音痴を克服するためにITパスポートと基本情報技術者のテキストを読み、勉強してみました。
ITパスポートならなんとか合格できそうでしたが、基本情報技術者はあまりにも難しく、特に午後試験は受かる気がしなかったので、受験しませんでした😅
しかし、勉強しただけでITの知識は高まり、PCでトラブルがあったら自分で調べて解決し、HTML/CSS、WordPressの勉強をしてHPやブログを作成しました。
PythonやVBAも本で学び、スクレイピングやマクロにも挑戦しました。
資格はなくともIT音痴は克服できたので、満足してました。
情報セキュリティマネジメント受験で基本情報が易化したことを知る
情報系の資格は何1つもっていませんでしたが、普通の人よりは得意になっていたので、仕事で情報セキュリティ管理を任せてもらえることに。
昔少し勉強したことのあるIPAの情報セキュリティマネジメントなら勉強すれば合格できそうと思い、受験。
このときに令和5年度から情報セキュリティマネジメントと基本情報技術者試験はCBTで随時受験できるようになったことを知りました。
しかもCBTになって合格率が上がっている。
仕事にも役に立つし、プログラミングも独学でやったので、易化した今がチャンスと受験することにしました。
勉強法
科目A対策
科目Aは以前の午前試験と同じ範囲で、問題数が80問から60問に減っただけです。
テキストはこちらを使用。
範囲は昔と同じなので、昔買ったテキストを読み直しました。
テキスト1周したら、過去問道場で平成27から令和4年の免除試験まで解答します。
解説でわからなかったらテキストを読み返す。
計算問題も多いので、紙に計算しながら解答します。
苦手分野が分かるので、分野を指定して解答します。
ここまで3週間くらい。
科目AまでだったらITパスポートとあまり変わりないです。
問題は科目Bのアルゴリズム。
科目B対策
科目Bは午後試験に比べて大幅に範囲が絞られました。アルゴリズム16問と情報セキュリティ4問。
情報セキュマネを受けた直後なので、アルゴリズムだけ勉強。
まずは一番人気のテキストを購入。
きちんとすべてトレースするように解説されているので、初学者には良いです。
最初はトレースしたほうが良いです。
しかし、このテキストだけでは初見のアルゴリズムにパニックを起こさず解答できる自信がなかったので、もう1冊テキストを購入しました。
以前の午後のアルゴリズムとは異なり、科目Bのアルゴリズムは短い時間で解答しなければなりません。
こちらのテキストで多くの小問を解いて解説を見ることができます。
過去問として公開されている科目Bアルゴリズムはサンプル問題など30問しかありません。
以前の午後のアルゴリズムとも性質が変わってますし、同じ問題は出題されません。
科目Bアルゴリズムに慣れるためにもこのテキストをやってて本当に良かったです😌
2つのテキストの問題(両テキストにはIPAの公開問題が全て含まれています)で間違ったとこは解説を読んで理解して解きなおす。
並行して、科目Aを忘れないように毎日試験1回分は解いて復習してます。
1ヶ月勉強し、テキストの問題を覚えてしまったとこでCBTの申し込みをしました。
やはりCBTになって受験しやすくなった
情報セキュマネと同様、持参必須なの身分証明証だけ。
マイナンバーを持参し、試験30分前に受付したらすぐに受験できました。
紙とボールペンは貸し出されます。
科目Aは20分前に解答を終了させ、テストセンターの方を呼び出し、新しい紙とボールペンをもらい、休憩なしを希望して科目Bへ。
科目Bは100分、時間いっぱい見直しに使い、終わると科目A,Bの点数がバンっとでました。
試験終了3時間後にはマイページに点数が反映、正式な合格発表は翌月中旬、合格証は翌々月中旬ごろに発送されるよう。
応用からは以前と同じ試験制度で難易度も高いので、次はpython3 エンジニア認定基礎試験が気になります。
昔、基本情報技術者試験に挑戦して挫折した方は今受験することをおすすめします。