上履きを洗うため酵素系漂白剤を買おうとして間違えて、塩素系漂白剤を買ったらとても便利だったという小話です。
日本では花王の「ハイター」ですが、シンガポールにはタイ産のKAOの“Bleach”が売られています。
レモンの匂いがするものが、酵素系と同じ黄色のボトルなので間違えて買ってしまいましたが、安価ですし、注意点さえ気をつければ洗浄・除菌・消臭効果で様々な掃除に使え、コロナやノロなどのウイルス除去にも使えてとても便利です。
ハイター(ブリーチ)の注意点
次亜塩素酸ナトリウム(sodium hypochlorite)が主成分です。
・ 使用中は換気をする
・ 素手で触らないようゴム手袋をする
・ 失明のおそれがあるので、目に入らないようにする
キッチンハイターとの違い
キッチンハイターはハイターと次亜塩素酸ナトリウムの濃度は同じなのですが、プラス洗浄成分が含まれているそうです。
そこで中性洗剤を少し入れて、キッチンハイターの代わりとしても使っています。
布巾などが傷まなように浸け置き30分以内は守ったほうが良さそうです。
希釈して濃度を変えることで色んな用途に使える
花王のハイターは次亜塩素酸ナトリウム6%になるように製造されているそうです。
しかし、この濃度は時間が経つにつれ分解されるので、経過時間を考慮して薄める必要があります。
「ハイター」と「キッチンハイター」の希釈の目安(直射日光にあたる場所や高温での保管をしていない場合)引用:花王HP
希釈時の注意点
次亜塩素酸ナトリウムは分解していくので、希釈したら使い切ります。
またスプレーボトルに入れると、霧を吸い込んだり、目に入って失明のおそれがあるので、スプレーボトルには入れないように。
カビハイター
カビハイターの次亜塩素酸ナトリウム濃度は0.5%だそうです。
希釈して中性洗剤と混ぜるといろいろ使えます。
シンクやお風呂の黒カビ、トイレ掃除に使用しています。
コロナウイルスの除去
次亜塩素酸ナトリウム濃度は0.05%だそうです。
作り方は花王のHPにあります。
手指は絶対使ってはいけません、また金属製のものも腐食する可能性があるので使えません。
ドアノブやテーブルなどものはこれで消毒できます。
家族がコロナになったときはこれで消毒してました。
掃除はハイターとクエン酸(酸性)
をよく使ってるけど絶対混ぜちゃダメ!!