相続税を自分で申告・納税したので、まとめます。
自分で申告しやすい条件だった
相続人1人、金融資産のみだったため自分でやってみました。
相続税の期限は死亡を知った日の翌日から10ヶ月以内。
銀行、証券会社の相続手続きが終わった時点で計算に取り組みました。
使用したソフト
最初はe-Taxでやってみようと、WindowsPCでソフトのインストールまでやりました。
しかしWebでできる確定申告作成コーナーとは違い、作成がわかりにくくすぐに断念😅
みなと相続コンシェル様が無料でHPに公開されている「AI相続」にお世話になりました。
銀行預金の相続税評価額
それぞれの口座の亡くなった日の残高を入力します。
定期預金はなく、利息は僅かなため既経過利息は考慮していません。
株の相続税評価額
亡くなった日の終値、亡くなった月の終値の平均、前月の終値の平均、前々月の終値の平均の中から一番低い金額を適用できます。
月の終値平均は日本取引所グループのHPにPDFがアップされています。
一般投資信託の相続税評価額
相続の旨を証券会社に伝えると、「残高証明書を無料で発行できます。」と言われました。
亡くなった日を指定するといいです。
この残高証明書に記載されている基準価格と口数を入力し、控除として、亡くなった日に売却した場合にかかる税金、解約手数料を計上できます。
葬式費用
医師の死亡診断書料、火葬料、葬儀代、お布施・戒名代を計上しました。
お坊さんに支払ったお布施は領収書がないので、日付、住所、連絡先、お名前、金額を記載したメモを作っています。
相続AIに最後まで入力すると、最後にPDFデータをダウンロードできます。
それを印刷して税務署に提出することに。
税務署に直接提出
確定申告みたいに毎年やってるわけではなく、添付書類もわからないので、直接管轄の税務署に行きました。
印刷した申告書に、税務署名、日付を記載して提出。
リュックの中に領収書、通帳、戸籍謄本、残高証明書などを用意してドキドキしていましたが…
「こちらでいいのですね?連絡先を記載してください。これで以上です。お疲れ様でした。」
何も確認されず5分で終わってしまいました😲
その後税務署から連絡があったら追記しますね。
後日税務署に直接支払い
税額が高額な方が多いでしょうから、銀行振込の人が多そうですが、私の場合選択肢があるような金額でした。
国税クレジットカード支払いサイトでクレジットカードでも支払うことができます。
楽天カードだとポイント1%ですが、手数料がおおよそ1万円あたり83円かかり、約0.17%の還元率になります。クレジットカード使用上限の圧迫とリターンの少なさで、直接払うことにしようと思いました。
一応最寄りの地銀に電話で問い合わせたところ、相続税の納付書は税務署から取り寄せるように言われました。
銀行振込希望の方は申告のときに納付書をもらうことを忘れずに。
申告書を提出したときにもらい忘れてたので、税務署に直接支払いに行きました。
申告書の控えを見せ、住所、氏名を記載し、現金で直接支払います。メリットとしては立派な領収書をもらうことができました。